負傷災害事例

AC0001 ラジエタから吹き出した熱湯で手と顔に「ヤケド」をした。

 冷却水の点検のため、ラジエタ・キャップを開けた途端、高温の冷却水が噴き出して手と顔面に「ヤケド」した。エンジンは停止しておらず、また、ラジエタ・キャップの減圧弁は錆のために正常に作動せず、圧力を逃がせない状態であった。

 

対策

  1. 検査・整備時にはエンジンを停止する。他の作業者が誤って機械を動かさないように、運転席に注意プレートを置く、またはキーを抜く。
  2. 高温、高圧部のキャップを開ける時は、確実に圧抜きを実施し、温度が下がるまで待つ。
  3. 万一に備えてウエスで押さえ、身体や顔を噴出方向から避ける。

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