負傷災害事例

AC0035 油圧シリンダ取り外し時に指をはさまれて負傷した。

 油圧ショベルのアームシリンダを取り外すため、クレーンでシリンダロッド部をワイヤーで吊り、アームにまたがり、小ハンマーの柄でピンを叩く作業をしていた。ピンが抜けるときに左指がピン穴に入り、シリンダが跳ね上がったときにシリンダ先端部に指をはさまれて負傷した。

 

対策

  1. ピンの抜き出しには抜き出し用の当て棒を使用し、当て棒を叩くようにする。
  2. 吊り具合をよく確認し、張り過ぎないようにバランスをとる。
  3. アームにまたがっての作業はせず、作業台(踏台)を使用した安定な作業姿勢で行う。

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