負傷災害事例

AC0040 バイブロハンマーを移動中、クレーンフックとシャックルの間に指をはさまれ負傷した。

 修理のためバイブロハンマーを移動しようとしたが、玉掛けワイヤーが近くになかったため、クレーンフックを直接バイブロハンマーのシャックルに掛け天井クレーンを自分で操作したところ、フックが外れそうになった。あわててフックを右手で支えようとしたところ、巻上げ中のため、フックとシャックルの間に右手がはさまれて負傷した。

 

対策

  1. 必ず玉掛け用ワイヤを使用する。また、図のようにフック位置が離れていると荷が振れるので、フックは荷の直上に近づける。
  2. バランスの取りにくい重量物を吊るときは、二人以上の共同作業で行い、安定を確認しながらゆっくりと巻き上げる。

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