災害事例

荷145 起因物:フォークリフト
事故の型:墜落・転落

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 ピッキングフォークリフト(運転席が荷台装置とともに昇降して荷物を出し入 れするフォークリフト)のフォークを約2.8mまで上昇させ、倉庫棚から商品を 取り出そうとしています。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 取り出し作業中に、バランスを崩して地上まで墜落し、頭部を損傷しました。

 

災害発生防止のポイント。

● 運転台の手すりは確実に使用し、高所作業の場合は、保護帽(ヘルメット)を 着用し、墜落制止用器具(※)を使用する。

● 運転台から他の構造物(倉庫棚等)への乗降は行わない。

 

※ 墜落制止用器具はフルハーネス型が原則となりますが、フルハーネス型の着 用者が墜落時に地面に到達するおそれのある場合(高さが6.75m以下)は 「胴ベルト型(一本つり)」を使用できます。

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