災害事例

荷142 起因物:フォークリフト
事故の型:はさまれ・巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 フォークリフトにて、トラックに積込み作業を行っていたところ、フォークリフトの積荷が、先にトラック荷台に積み込まれていた荷物に接触し、歪んでしまいました。運転手がエンジンをかけたまま運転席から離れ、へッドガードとマストとの間から荷の歪みを修正しようとしています。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 歪みを修正しようとしたとき、身体の一部がチルトレバーに接触したため、マストが後傾し、運転手がヘッドガードとマストとの間ではさまれました。

 

災害発生防止のポイント。

● 「運転席以外には乗らない、登らない」ことを周知徹底する。( 決して、手・足・身体をマストの中に入れないこと)

● 運転席離席時は、安全装置装着車輛であってもフォークを最低降下位置に置き、エンジンを停止し、駐車ブレーキをかけてキーを抜いてから離席する。

● 不安定な荷はロープやシート等で固定し、荷崩れや落下がないようにして運搬する。

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