災害事例

建0134 起因物:車両系建設機械 > 掘削用機械
事故の型:墜落、転落

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 道路改良工事現場において、コンクリート擁壁の路肩で、クレーン機能付きドラグ・ショベルのフックにワイヤーモッコを掛け、土砂を道路上へ揚重する作業を行っていました。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 ドラグ・ショベルがバランスを崩して、約5 m下へ転落し、放り出された運転者がドラグ・ショベルの下敷きとなりました。

 

災害発生防止のポイント。

● クレーン作業は必ずクレーン用安全装置等を有効(クレーンモードON)にし、作業前点検時に作動確認を行う。

●仕様で定められた荷重以上の荷は吊らないこと。

●荷を吊っての高速旋回や横引き、斜引き等は行わないこと。

●運転者はシートベルトを装着すること。

●機械は水平堅土上に設置する。

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