災害事例

荷0107 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:激突され

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 フォークリフト(最大荷重2.9t)の後部に重り(重量約1.0t)を載せて、トラック荷台から円盤状の鋼材スクラップ(重量3.15t)の荷降ろしをしていました。
 この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 フォークリフトを後進させてブレーキをかけたとき、フォークリフトが前方に傾きました。そのためフォークリフト後部に載せていた重りが運転席側へ倒れ、運転者の背中にのし掛かり、腹部をおもりとハンドルに挟まれました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. 後部の浮き上がりを抑えるためにウエイトを追加するなど不正な行為はしないこと。
  2. 積載物の荷重に見合った機種を選定すること。
  3. フォークリフト積載物の許容荷重を厳守すること。

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