災害事例

荷0090 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:はさまれ、巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 フォークリフトの運転員が,4tトラック上で、フレコンの位置を調整するためにフォークリフトのフォークにフレコンのベルトを通す作業を行っていました。しかし、フォークの位置が高すぎたため、少し下降させようとしていました。
 この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 トラックの荷台から手を伸ばしフォークリフトのレバーを操作したところフォークが下がり過ぎ,フォークとトラックのあおりとの間に腹部を挟まれました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. フォークリフトのフォークでの揚重作業はしないこと。(正規の揚重用アタッチメントを装着の場合を除く)
  2. フォークリフトの操作は必ず運転席に着席して行うこと。
  3. フォークリフトのフォークの下,マストの間には入らないこと。
  4. フォークリフトの運転席から離席する際は必ずエンジンを停止すること。

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