災害事例

建0039 起因物:車両系建設機械 > 整地・運搬・積込み機械
事故の型:激突され

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 ブル・ドーザで抜倒木の集材作業中です。牽引用ワイヤをブル・ドーザのウインチから引き出すため、ブル・ドーザの運転者が運転席に座らず、ステップに乗りながらエンジンをかけようとしています。さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 運転者がエンジンをかけたとたん、ブル・ドーザが後進し、後方にいた集材夫がひかれました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. 運転席から立つときは、必ずロックブレーキをかけエンジンを停止させる。
  2. エンジンを始動させるときは、機体等の周囲と作業員の状況を十分確認し、警告等を発した後にエンジンキーを回す。
  3. やむを得ず、機体の近くに作業者を置きながらエンジンを始動するときは、誘導員を配置する。

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