災害事例

建0011 起因物:車両系建設機械 > 解体用機械
事故の型:激突され

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 油圧ショベルにフォークグラブを取り付けて木造家屋の解体廃材をトラックに積込んでいます。トラックの荷台の上では作業者が廃材を均す作業をしています。さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 油圧ショベルが廃材をつかんで右旋回したところ、荷台上で廃材を整理していた作業者に廃材が激突したため、荷台から転落して死亡しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. フォークグラブが稼働中はその旋回半径内に作業者を入れない。
  2. 作業の指示をする指揮者を配置する。
  3. せまい現場では油圧ショベルの急旋回は行わない。

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