災害事例

荷0043 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:飛来、落下

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 フォークリフトの運転者がフレキシブルコンテナ(以下フレコン)の底面の口を開け製品を取り出そうとしています。さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 フレコンの吊り下げ用スリングがフォークから外れ、フレコンが運転者を直撃しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. フォークを上げたまま運転手が離席してはならない。
  2. フレコンはできるだけ下ろし、架台等で受けてから口開け作業を行う。
  3. 吊りロープ、吊りベルトをフォークに掛けて作業するときは、クレーン、フォーク、吊りフック等の専用アタッチメントを使用する。
  4. 作業場所の地盤等を事前に確認し、作業場の凹凸をなくす等、吊り荷が揺れないような処置をとる。

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